子宮内膜着床能(ERA)検査2020.10.01更新
アクトタワークリニックでは、
子宮内膜着床能(ERA)検査
を行うことが可能です。
【子宮内膜着床能(以下ERA)検査とは?】
胚盤胞を移植する場合、
移植当日の子宮内膜が着床に適しているかを調べる検査です。
ERAは子宮内膜着床能に関連する遺伝子発現を正確に検出します。
尚、ERAを行う周期では検査のみ行い、胚盤胞移植はしません。
(結果により、再検査が必要な場合があります。)
【何のためにするの?】
子宮へ着床する準備が整っている受精卵(胚盤胞)と、
胚盤胞を受け入れる準備が整っている子宮内膜の両方のタイミングが合わないと、
着床は上手く起こりません。
子宮内膜の着床時期を確認することが、
最適な胚盤胞移植日を決定するのに役立ちます。
【着床の窓? インプランテーションウィンドウ?】
子宮内膜が受精卵を受けいれる時期を、
「着床の窓:インプランテーションウィンドウ」
と言います。
ERAは着床の窓(インプランテーションウィンドウ)の時期を特定できるため、
胚盤胞移植の最適な時間がわかり、
その結果として反復不成功の方の場合、
妊娠率が約25%向上することが報告されています。
【検査するタイミング、時期は?】
ERAでは、
自然周期の場合はLHサージの7日後、
または
ホルモン周期の場合はプロゲステロン投与開始後に子宮内膜を採取します。
【どうやってするの? 痛みは?】
当院での検査方法は、極細管(ピペーレ)を腟から子宮内へ挿入し、
子宮内膜組織をごく少量採取します。
痛みもほとんどなく、最も侵襲性の低い方法で行うことが可能です。
【費用は?】
当院で体外受精を行っている方:¥143000
精密検査が必要となり、再検査を行った場合は、
当院で体外受精を行っている方:¥114400
薬剤料、超音波などの費用は別途必要となります。
表示金額は、全て税込み価格です。
料金は予告なく、変更になる場合がございます。