採卵時の痛みと麻酔2019.01.26更新
体外受精には採卵時の痛みや不安が必ずあります。
一般的に、採卵針の径(太さ)が大きいほど痛みは増します。
アクトタワークリニックの体外受精で使用する採卵針は、
最細径針を使用しています。
通常の体外受精で使用される採卵針よりも半分程度の太さ
ですから、採卵時の痛みの程度が少なく、全身麻酔や静脈麻酔の必要はありません。
採卵時間も数十秒でおわります。
そして、卵子の回収率を高めるように、針先にも特殊加工を施しています。
しかしながら、採卵時の痛みは少なからずあります。
当院では、患者様の希望により局所麻酔を行います。
このとき使用する針は、体外受精の局所麻酔専用に開発した極めて細い針を使用しております。
尚、針の開発には、先端の美容外科で使用される針を作成している専門家の協力も受けております。
最小径の採卵針と採卵専用の局所麻酔針といった採卵時の痛みを減らす理論と技術により、
患者様の痛み・不安を少しでもやわらげていただけるかと考えております。
それでも、不安の方には、静脈麻酔下での採卵も行うことが可能ですので、
ご希望の方は、診察時に担当医師もしくはスタッフにご相談ください。