ヒューナーテスト(性交後試験)2012.01.26更新
当センターでは、ヒューナー(フーナー)テストを重要視しています。
この検査は、性交後試験とも呼ばれます。ヒューナーテストとは、夫婦生活の後、 実際に頚管粘液の中に精子が進入できているかを判定する検査です。
子宮頸管(子宮の入口)では、生理周期により異なった性質の 頚管粘液が分泌されています。卵胞が成長し、排卵が近づくと、 頸管粘液の分泌が増え、粘調性が増加します。 この時期にヒューナーテストを行います。
排卵日が近づいた検査前日の夜~当日の朝に 夫婦生活を持ってから病院へ来てもらいます。生理周期・卵管に問題なく、ヒューナーテストが良好であれば、自然妊娠するはずです。ヒューナーテストが良好でない場合は、 数回行います。次周期に再検査することもあります。
ヒューナーテストは、タイミング指導・人工授精が有効かどうかを見極める重要な検査になります。